心房細動週間・脈の日

心房細動週間」の目的

 心房細動患者数は、検診で診断される患者数だけでも約80万人と推計されており、実際には100万人を超すものと思われます。高齢者に多く、今後人口の高齢化に伴ってさらに増加すると予想されており、適切な対策は益々重要となります。日本脳卒中協会ならびに日本不整脈学会は、「心房細動週間」を通じて、国民に、心房細動の症状、脳梗塞の危険性と医学的管理による脳梗塞予防の必要性を広く知らせることによって、心房細動からの脳梗塞を予防するために、共に努力を続けてまいります。

「脈の日」について

 日本脳卒中協会は、国民に脈をチェックすることを呼びかけるために、3月9日を「脈の日(Check Pulse Day)」として、一般社団法人 日本記念日協会に登録しました。語呂合わせで、3(みゃ)月9(く)日としました。

脈の日(3月9日)に新聞広告を掲載しました

脈の異常は「寝たきり」の危険信号かもしれません。

心房細動があると、「脳卒中」、「心不全」、「認知症」になりやすくなります。そのために、「寝たきり」になることがあります。

脈をとって「寝たきり」を予防しましょう!

出典:読売新聞 2018年3月9日付朝刊 広告

心房細動週間ウェブページ

2015年3月2日 心房細動週間ウェブページを公開しました。

http://www.shinbousaidou-week.org/

制作:日本脳卒中協会 日本不整脈心電学会 心房細動週間事業合同委員会

脳卒中について

脳卒中は、寝たきりや要介護の状態になる最も多い原因で、治療には我が国の総医療費の1割弱が費やされ、死因の第3位を占める疾患です。入院して治療を受けている患者はがん疾患の1.5倍、心臓病の3.5倍を数え国民病ともいうべき病気です。脳卒中を起こすと、たとえ死に至らなくても患者は運動障害、認知機能障害などの後遺症に苦しみ、家族には精神的にも経済的にも大きな負担が掛かって、家庭崩壊にも繋がるなど、大きな社会問題となっています。脳卒中の患者数は、現在279万人と推測され、2020年まで増加しつづけると予測されています。

心房細動による脳梗塞について

脳卒中の約6割が脳梗塞(血管が詰まるタイプ)で、心臓にできた血の塊(血栓)が脳や頸の動脈につまることによっておこる脳梗塞(心原性脳塞栓症)は、脳梗塞の2-3割を占めます。その梗塞のサイズが大きいために死亡率が高く(2割)、歩行に介助を要したり、寝たきりなどの重い後遺症が残る場合が多いのです(4割)。心原性脳塞栓症の原因の3/4は心房細動で、心房細動からの心原性脳塞栓症の発症予防は極めて重要です。

心房細動からの脳梗塞の予防について

心房細動患者が適切な抗凝固療法(血液を固まりにくくする治療)を受けると、約6割の脳梗塞を予防できることが分かっており、その普及が望まれます。残念なことに、最近の調査によると、心房細動患者の約半数しか抗凝固療法を受けていません。心房細動患者の半数は無症状であり、脈拍のチェックや心電図検査によって早期発見・受診をすることが、心房細動からの脳梗塞予防に不可欠です。

脈を自己チェックしましょう。

脈がバラバラの不整脈、心房細動に注意しましょう。

心房細動があると脳梗塞になりやすいのです。でも薬で予防できます。

制作:日本脳卒中協会 日本不整脈心電学会 心房細動週間事業合同委員会

 

https://www.youtube.com/watch?v=KaOeZoZXC1A