平成19年に施行された改正医療法により、それぞれの都道府県が、脳卒中診療を担う医療機関・施設の具体的な名称を、急性期、回復期、維持期に分けて、公表しています。
急性期医療機関は、新たに脳卒中を発症(再発を含む)したときに受診するところで、回復期医療機関は、急性期の治療後に集中的にリハビリテーションを受けるところです。維持期医療機関とは、機能回復がある程度頭打ちになり、自宅や療養施設に退院(転院)された後にかかるところです。
日頃から、お近くの脳卒中急性期医療を担っている病院を把握し、いざというときに、どの病院に行ったら良いか、かかりつけ医と相談しておいてください。なお、日本脳卒中協会の支部がそれぞれの地域の脳卒中診療体制の概況について解説しておりますので、ご参照ください。
各都道府県のホームページの脳卒中の時期に応じた診療を行っている医療機関のリストURL
- 急性期病院
脳卒中を疑って受診すれば、ただちに急性期の診療にあたる医療機関 - 回復期病院
脳卒中の回復期のリハビリテーションなどの診療にあたる医療機関 - 維持期医療機関
脳卒中の後遺症が重症で長期療養が必要な方を受け入れる医療機関
2008年6月30日掲載