脳卒中 予防で伸ばす 健康寿命 ─2024年度 脳卒中月間 標語─
日本脳卒中協会は、世界脳卒中機構 (World Stroke Organization:WSO) が定めた世界脳卒中デー (World Stroke Day:WSD) の10月29日と歩調を合わせ、毎年10月の一ヵ月間を「脳卒中月間」とし、活動をより活発に行なっています。
今年の脳卒中月間 標語「脳卒中 予防で伸ばす 健康寿命」(千葉県 堀 卓 氏 作)は、日本全国から公募し、応募総数2,340作品の中から選ばれました。この標語を掲載したポスターを制作して、全国の医療機関等に掲示することで、脳卒中の予防啓発や、脳卒中の症状と早期受診の重要性をお伝えしています。
2024年度 脳卒中月間ポスター
デザイン:田村昭彦(アートディレクター、元 大阪芸術大学教授)
下記の注意事項をご確認の上、脳卒中の予防啓発にお役立てください(A4サイズ)。
ポスターのご利用に関する注意事項
- 営利目的でのご利用はお控えください。
- ご利用の際は、著作物利用申請にてご連絡ください。
- 著作物利用申請書は右記に掲載しています http://www.jsa-web.org/citizen/79.html
- 著作物使用許諾および著作権に関わるお申し込みやお問い合わせは[お問い合わせフォーム]へお願いします
脳卒中月間ポスターの制作および印刷は、下記の法人・個人によるご協賛によるものです。
(敬称略・順不同)
アボットメディカルジャパン合同会社 第一三共株式会社 株式会社ツムラ 佐伯照道 社会医療法人祥和会脳神経センター 大田記念病院 三井住友海上あいおい生命保険株式会社 酒井正男 桝家小鈴 中山博文 山本祐司 松本強 峰松一夫 その他匿名の皆さま
ご支援ありがとうございました。
脳卒中月間 趣旨
脳卒中は、わが国の死因の第4位を占め、有病者数は2025年に280万人に達すると推測されています1)。 多くの市民が脳卒中になることを心配し、発症後遺症に悩む患者・家族が多く、寝たきり老人の3割、要介護者の2割を脳卒中患者が占めており、社会的負荷の 極めて大きな疾患となっています。
その予防は極めて重要ですが、現実には一般市民の脳卒中に関する知識は乏しく、生活習慣の改善や危険因子となる高血圧、糖尿病などの治療が十分に行われていません。日本脳卒中協会の調査では、一般市民の6割の方は脳卒中の危険因子を全く知りません。米国においては「脳卒中月間(Stroke Awareness Month)」が、英国においては「脳卒中週間(Stroke Awareness Week)」が設定されて毎年特定の期間に集中的に啓発活動が行われていますが、我が国において脳卒中に関しては未だ集中的啓発活動が行われていません。
そこで、日本脳卒中協会は、脳卒中に関する知識を広め、一般市民の脳卒中に関する理解を高めることを目的に、2021年から毎年10月を脳卒中月間と定め、脳卒中に関する啓発活動を行ないます。
1)厚生労働科学研究費補助金 健康科学総合研究事業「脳卒中有病者数と脳卒中による要介護者数の推定」(http://www.stroke-project.com/dl_data_pdf.htm)
時期について
世界脳卒中機構(WSO)は毎年10月29日を「世界脳卒中デー」として多くの啓発活動を行なっています。日本脳卒中協会は、2002年から19年間に亘り毎年5月最終週の「脳卒中週間」を中心に啓発活動を行ってきましたが、世界と歩調を合わせ、令和3年(2021年)から「脳卒中月間」に変更し、毎年10月の1ヶ月間に集中的に啓発活動を行うことにしました。
標語募集のお知らせ 〜脳卒中の発症時の「早期受診の重要性」を呼びかけよう〜
毎年10月は脳卒中月間です。
脳卒中の予防や発症時の早期受診の重要性を呼びかける標語を募集します。
2025年度の標語のテーマは「発症時の早期受診の重要性」です。
動画を参考に、脳卒中?と思ったら、すぐに救急車を呼ぶことが大切であることを呼びかけましょう
選考委員会にて選ばれた標語は、脳卒中月間ポスターに盛り込み、日本脳卒中協会会員の医療従事者が勤務する医療機関や、薬局などに配布し、掲示いたします。
標語送り先
- インターネットから応募
こちら(https://forms.gle/MhKu3oYfit71uBFx5)から応募してください(当協会ホームページから離れます)。
- ハガキで応募
下記の確認事項をお読みいただき同意の上、ハガキに、応募標語、応募者連絡先(郵便番号、住所、氏名)をお書きの上、下記にお送りください。
〒545-0052大阪市阿倍野区阿倍野筋1-3-15 共同ビル
日本脳卒中協会「標語募集」係
締め切り
2024年12月31日(消印有効)
確認事項
入選作品の著作権は公益社団法人日本脳卒中協会に帰属します。当選者のお名前およびお住まいの都道府県名は、原則的に当協会ホームページおよび脳卒中月間ポスター等で公表させていただきます。当選された方にご連絡をさせていただきますので、連絡のつくご住所やEmailアドレス、電話番号、をお知らせください。お名前またはお住まいの都道府県名(もしくはその両方)の公開を希望されない方は、応募時にお知らせください。
2024年度 脳卒中月間標語
「脳卒中 予防で伸ばす 健康寿命」(千葉県 堀 卓 氏 作)
2024年度脳卒中月間標語の公募に対して2,340作品の応募がありました。ご応募いただきありがとうございました。審査委員で厳正に審査し、上記の通り決定いたしました。
2024年度 脳卒中月間標語選考委員(敬称略、順不同)
川勝弘之(元 三井住友海上あいおい生命保険株式会社、日本脳卒中協会副理事長)
辻 外記子(朝日新聞社科学みらい部 部長代理)
萩原隆史(読売新聞大阪本社科学医療部 部長)
原 功(コピーライター)
峰松一夫( 医誠会国際総合病院 病院長、日本脳卒中協会理事長)
山口武典(国立循環器病センター名誉総長、日本脳卒中協会顧問)
過去の標語
2002年度「脳卒中 倒れる前にまず予防」「逃すな前ぶれ、早めの受診」
2003年・2004年度「脳卒中 予防は日々の暮らしから」
2005年度「脳卒中予防を支える 家族の目」
2006年度「1分が わける運命 脳卒中」
2007年度「脳卒中 素早い受診が 早める復帰」
2008年度「おかしいぞ 何か変だぞ すぐ受診」
2009年度「脳卒中 健康過信を ねらいうち」
2010年度「長くてつらいリハビリよりも ちょっと控える塩と酒」
2011年度「脳卒中 決め手は予防と“もしや”の受診」
2012年度「脳卒中 予防と予兆が 鍵握る」
2013年度「‘呂律が回らず手がしびれ’これはともかく救急車」
2014年度「すぐ受診 動悸は危険の ふれ太鼓」
2015年度「様子見は とにもかくにも 命取り」
2016年度「それでいい?運動、塩分、酒、たばこ」
2017年度「すぐ消えた まひやしびれも すぐ受診」
2018年度「脳卒中 予防で生き生き 健康長寿」
2019年度「まさかより もしやで受診 脳卒中」
2020年度「脳卒中 知って学んで 予防する」
2021年度 「『大丈夫 ほっときゃ治る』が 命取り」
2022年度 「脳卒中 予防に勝る 薬なし」
2023年度「受診まで 早さが勝負 脳卒中」
2024年度「脳卒中 予防で伸ばす 健康寿命」
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