オシム、脳卒中を語る。

追悼

サッカーの元日本代表監督イビチャ・オシム氏が2022年5月1日朝、オーストリアのグラーツで逝去されました。80歳でした。

イビチャ・オシム氏は、日本脳卒中協会にとって、忘れがたい恩人です。2007年に脳梗塞を体験されたオシム氏は、脳卒中発症時の迅速な対応を呼びかける2010年度ACジャパン支援キャンペーン「オシムの言葉」に出演してくださいました。

「スピードが命なんだよ」「私の経験を活かしてくれ」

2011年3月の東日本大震災後、このCMがテレビやラジオで頻回に放送され、このCMを覚えていて、すぐに救急車を呼んで、それが後遺症軽減につながった方が多々おられると思います。

また、日本脳卒中協会と日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社との共同事業「心房細動患者における脳卒中予防に関する患者教育事業」にご協力いただき、ご夫婦で脳梗塞予防を呼びかけてくださいました。当時の啓発資材「薬で脳梗塞は予防できる」から引用します。

「私はある意味、家族の邪魔をしながら生きている。シャツのボタンさえかけられない。脳梗塞は私と家族の自由を奪った。だが、最新の治療では、多くの心房細動患者を薬で脳梗塞から救えるようになった。再発も防げるという。自分を守れば、家族を守れる。予防こそ、病気に負けない最良の手段だ。-イビチャ・オシム-元サッカー日本代表監督」

「夫の異変に気づいた夜、彼は舌がはりついたように口がきけなかった。脳梗塞だった。いまもサイレンの耳鳴りが、あの夜を思い出させる。最新の治療では、薬で多くの心房細動患者を脳梗塞から救えるという。そして再発も防げる。夫に、家族に、安らかな日々をもたらすのは予防だと思う。-アシマ・オシム-元サッカー日本代表監督イビチャ・オシム夫人」

加えて、ご夫妻は、インタビュー動画の日本脳卒中協会のwebサイトでの公開をご快諾くださいました。ご自身の経験から、前兆、発症時の対応、リハビリ、生きること、そして、日本のサッカーについて、熱く語っておられます。是非、オシムさんを偲んでご視聴ください。

 オシムさん、有難うございました。私たちは、あなたの言葉を、あなたの熱い想いを大切に伝えていきます。

イビチャ・オシム元サッカー日本代表監督 「脳卒中を語る。」動画公開!

イビチャ・オシム氏は、2007年、脳梗塞で倒れました。 ご自身の経験から、前兆、発症時の対応、リハビリ、生きること、そして、日本のサッカーについて、熱く語ってくださいました。 ぜひ、ご参考に!

オシム、脳卒中を語る。 1/8
脳卒中の前兆、その要因

URL:https://youtu.be/29mXy8r4vuM

オシム、脳卒中を語る。 2/8
脳卒中の対応、スピードが命

URL:https://youtu.be/BoG_4LLEMtY

オシム、脳卒中を語る。 3/8
回復できた要因、家族の存在

URL:https://youtu.be/67c6p_5cH7U

オシム、脳卒中を語る。 4/8
リハビリとの闘い

URL:https://youtu.be/_67JlIVPu8E

オシム、脳卒中を語る。 5/8
リハビリ中の患者さんへ

URL:https://youtu.be/bTwhMZiAj_8

オシム、脳卒中を語る。 6/8
生きること。そして、日本のサッカーへ─1

URL:https://youtu.be/LE7oiJL5dRQ

オシム、脳卒中を語る。 7/8
生きること。そして、日本のサッカーへ─2

URL:https://youtu.be/fEqnD9oZhyQ

オシム、脳卒中を語る。 8/8
生きること。そして、日本のサッカーへ─3

URL:https://youtu.be/zV0k5mXRF_8