脳卒中予防十か条2025
第1条 | 手始めに 高血圧から 治しましょう |
第2条 | 糖尿病 放っておいたら 悔い残る |
第3条 | 不整脈 見つかり次第 すぐ受診 |
第4条 | 予防には たばこを止める 意志を持て |
第5条 | 飲むならば なるべく少なく アルコール |
第6条 | 高すぎる コレステロールも 見逃すな |
第7条 | お食事の 塩分・脂肪 控えめに |
第8条 | 体力に 合った運動 続けよう |
第9条 | 万病の 引き金になる 太りすぎ |
第10条 | 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ |
日本脳卒中協会は、2003年に公表した「脳卒中予防十か条」の飲酒に関する内容を2025年6月から次のように修正しました。
(旧版) 「アルコール 控え目は薬 すぎれば毒」
(2025年版) 「飲むならば なるべく少なく アルコール」
この理由として、飲酒と健康に関する世界的な調査結果の集約が進んだ結果、お酒が脳梗塞を予防する効果は確認されず、多くの病気に関して全く飲まない場合は最も発症の危険度が低いことが示されてきたからです。詳細は、このページに掲載している動画「飲酒しないのがベスト飲むなら少しだけ」や厚生労働省の「健康に配慮した飲酒に関するガイドライン」をご参照ください。
この修正に伴い、旧版の十か条との区別を明確にするために「脳卒中予防十か条2025」と名称を変更し、各条文の文頭に「第〇条」と記載するようにしました。 上記以外の内容に変更はなく、まず脳卒中の主要危険因子である高血圧、糖尿病、不整脈(心房細動)、喫煙、過度の飲酒、高コレステロール血症に対する注意を喚起し、次に、高血圧・糖尿病・高コレステロール血症を予防するための塩分・脂肪分控えめの食事、適度な運動、肥満を避けることを勧め、最後に、万が一発症した場合の救急 対応の必要性を謳っています。
第1~9条で取り上げたのは主な危険因子ですが、これら以外の危険因子もあり、その中には年齢など改善ができないものもあります。しかしながら、主な危険因子に注意することで、脳卒中を起こす危険を大きく低下させることができますので、是非、参考にしていただければと思います。
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脳卒中とは何か、その予防や起こったときの対応まであなたの質問に、11本の動画でわかりやすく答えます。
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これらの動画は一般の方、脳卒中を起こされた患者さん、ご家族に、脳卒中について理解を深めていただくために作成したものです。 非営利目的の市民講座等でもお使いいただけます。ダウンロードして利用される場合は、出典の記載をお願いします。 店舗・企業・病院等による営利目的でのご利用は固くお断りしますのでご了承ください。 出典記載は下記、青字のようにお願いします。
制作・著作:日本脳卒中学会、日本脳卒中協会、厚生労働省2022年度「循環器病に関する普及啓発事業委託費」
脳卒中 予防は 日々の暮らしから
「脳卒中を予防する」、つまり脳卒中にならないようにするためには、食事、運動、喫煙、飲酒など、生活習慣を、よりよい状態に保つことが大切です。
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飲酒の量は無理なく減らせる
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制作・著作:日本脳卒中学会、日本脳卒中協会、厚生労働省「循環器病に関する普及啓発事業委託費」