茨城県は脳卒中による死亡率が男女ともに全国10位以内です。ご自身の血圧やコレステロールなどの現状を知るには健診受診がすすめられます。減塩や動物性脂質を控えめにすること、運動習慣、喫煙や飲酒の見直しなど生活スタイル改善で、脳卒中になりにくい体をつくることも重要です。
脳卒中治療は一刻を争います。突然の麻痺や言語障害、突然の激しい頭痛は脳卒中の症状である可能性が高いものです。このような場合は、ためらわずに救急車を呼んで下さい。早期の治療開始で障害を食い止めることも可能です。
脳卒中協会茨城県支部は、県や市町村などの自治体、筑波大学脳卒中予防・治療講座、医療機関などと協力して、脳卒中予防、早期受診啓発、診療体制充実に向けた取り組みをすすめています。取り組みの一部をご紹介します。
・脳卒中FAX相談 029-853-3214
脳卒中についての疑問にお答えします。24時間受け付けています。
内容によっては回答までお時間を頂くこともあります。
診療に該当することはできません。
また、医療機関紹介、医療紛争などお答えできないものもあります。
支部長 松丸 祐司 筑波大学 脳神経外科脳卒中予防治療学講座 教授、筑波大学附属病院 脳卒中科長 副支部長 小松 洋治 筑波大学附属病院日立社会連携教育研究センター 教授 ●事務局 筑波大学医学医療系 〒305-8577 茨城県つくば市天王台1-1-1
・市民公開講座
県内各地で脳卒中についての市民講座を開催したり、後援しています。
地域の健康教室などに講師を派遣することもできますのでご相談ください。
・医療関係者向け講演会
脳卒中に関わる医療関係者向け講演会を開催したり、後援しています。
地域の勉強会などに講師を派遣することもできますのでご相談下さい。
・若手医師向け脳卒中勉強会
若手医師向けに脳卒中診療の普及および技術向上を目指して、症例検討、手術や血管内治療のトレーニングなどを概ね月1回開催しています。
《2022年度事業計画》
1 相談事業
・ 実施方法:FAX 029-853-3214
・ 開催日時: 24時間365日受付(回答後日)
2 啓発事業
予定なし
急性期医療・急性期リハビリの提供が可能な医療機関
出典 茨城県第7次医療計画別冊
専門的リハビリテーションが提供できる医療機関
出典 茨城県第7次医療計画別冊