更新日:2018年7月9日

脳卒中の原因になるものは、肥満や高血圧、糖尿病、高コレステロール血症、喫煙などの動脈硬化につながる生活習慣病や心房細動という不整脈が挙げられます。沖縄県の脳卒中発症数は脳梗塞を中心に増えています。

沖縄県医師会を中心とした脳卒中地域連携パス事業の結果からは、沖縄県では年間3千人余の新規発症者がいるとみられています。沖縄県の脳梗塞では動脈硬化が大きく関与するアテローム血栓性脳梗塞が多く、脳卒中全体で見ると、特に50代という若い年齢で男性の脳出血が多いことがわかっています。若い年代で生活習慣病を持っている人が多いためと考えられます。

一度脳卒中を起こしてしまうと医療負担がかかり、社会復帰も難しくなることが多く、予防がとても大切です。

日本脳卒中協会沖縄県支部では脳卒中に関する正しい知識を県民の皆さんへ普及するため、ラジオや新聞等の紙面、公開講座などを通じた啓発活動を中心に活動してまいります。

所在地  琉球大学医学部内
支部長  大屋祐輔 琉球大学医学部医学研究科 循環器・腎臓・神経内科学 教授
副支部長 崎間洋邦 琉球大学医学部附属病院 病棟医長
副支部長 伊佐 勝憲 伊佐内科クリニック 院長
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・急性期
 脳卒中は、発症後早期の治療開始が重要であり、救急搬送体制の充実が必要です。沖縄県は沖縄県医師会を中心とした地域連携事業が行われており、急性期医療機関は県内に14施設あります。脳梗塞超急性期の代表的な治療法であるrt‐PA静注療法は県内では4%程度施行されています。地域連携の情報は沖縄県医師会のホームページで確認できます。
http://www.okinawa.med.or.jp/html/chiikiiryo/nousottyu/nousottyu.html

・おきなわ脳卒中地域連携パス
 平成22年より使用されているおきなわ脳卒中地域連携パス事業は、急性期病院から回復期病院や地域かかりつけ医、あるいは療養型病床での治療、再発予防の円滑な移行を可能にするために行われています。また、詳細な臨床データベースの役割も有しています。平成22年度から27年度までの傾向を確認すると、沖縄県の脳卒中発症は年間3000人を超え増加傾向です。男性脳出血の若年層で多い特徴がみられています。

・脳卒中予防へ向けて
 地域連携パスの解析から、沖縄県は若年での動脈硬化危険因子の対応が必要で、今後啓発活動に力を入れていく予定です。

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