更新日:2023年12月21日

大分県では平成29年3月から『健康寿命日本一おおいた県民運動推進条例』が公布・施行され、『めざせ!健康寿命日本一おおいた』を掲げて県民総ぐるみの健康づくり運動が始まりました。大分県支部でも、健康寿命日本一を目指した脳卒中予防への取り組みとして、脳卒中市民公開講座などの市民啓発活動を行っています。

日本脳卒中協会 大分県支部
所在地:大分県厚生連鶴見病院 脳神経内科 内
支部長  湧川 佳幸 永冨脳神経外科病院 病院長
副支部長 荒川 竜樹 大分県厚生連 鶴見病院 脳神経内科

大分県では2017年3月に健康寿命日本一おおいた県民運動推進条例が施行され、生涯健康県おおいたの実現を目標に大分県福祉保健部を中心に経済界を巻き込んだ創造会議を立ち上げ、事業所単位で健康づくりに取り組む『健康経営事業所』認定などを行って県民総ぐるみの健康づくりに取り組んでいます。厚生労働省が公表した2019年調査で大分県は男性が73.72歳で初めて1位(前回36位)になり、女性も76.60歳で4位(同12位)に上がりました。また、大分県における循環器病対策推進計画も推進協議会の開催を重ね、健康寿命の延伸および循環器病死亡率の減少、日常生活の質の向上を目標に実施されています。

大分県支部では、2015年から2019年までホルトホール大分で開催していた大分県支部脳卒中市民公開講座の再開を予定しています。
また、2017年に開催した市民公開講座の録画映像も日本脳卒中協会ホームページ(WEB市民講座)に掲載しています。
副支部長とともに大分県での啓発活動事業に取り組みます。

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脳卒中市民公開講座「ストップ脳卒中!」
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日時:2024年3月6日(水)15時から16時50分
会場:J:COMホルトホール大分 小ホール

予定プログラム
・講演1 「知って得する脳卒中の話」 
       日野 天佑 オアシス病院グループ 副理事長
・講演2 「知ってほしい心臓の病気と脳梗塞の深い関係」 
       湧川 佳幸 日本脳卒中協会大分県支部 支部長
・講演3 「その脈の乱れ、心房細動ではないですか?」
       髙橋 尚彦 大分大学医学部附属病院 循環器内科教授
主催:日本脳卒中協会大分県支部
共催:健裕会永冨脳神経外科病院
後援:日本脳卒中協会 大分県

・脳卒中の急性医療
大分県では、北部・東部・南部・西部・中部・豊肥医療圏でそれぞれ超急性期・急性期治療、脳血管内治療、外科治療が行える施設を大分県ホームページで公表しています。また、大分県で管理されている『大分医療情報ほっとネット』でも脳卒中診療が行える施設を公表しています。
http://www.pref.oita.jp/uploaded/life/2020206_2126670_misc.pdf
https://iryo-joho.pref.oita.jp/srh_fdiseases/detail2/iryokind/2/child/8.html
超急性期・急性期治療の対象となる救急患者搬送は、患者の状態・搬送時間などによってドクターヘリ(大分大学医学部附属病院)、ドクターカー(三次医療機関に配備)による搬送を行っています。

・脳卒中の連携医療
 急性期施設から回復期、維持期施設へ継ぎ目なく治療・リハビリを継続でき、連携の質の向上のため、各地域で『大分脳卒中クリニカルパス情報交換会』などの連携の会を定期的に開催し、各施設が顔の見える連携を図っています。

(準備中)