更新日:2018年9月7日

福岡県支部は北九州市支部と共に日本脳卒中協会と緊密に連絡を取りながら、福岡県民を対象として、脳卒中に関する正しい知識の普及及び社会啓発による予防の推進並びに脳卒中患者の自立と社会参加の促進を図り、福岡県民の保健、福祉の向上に寄与することを目的として活動しています。

毎年5月の最終週の脳卒中週間に合わせて、5月最後の日曜日の午後1時から170万人都市福岡市の中心である天神で「脳卒中市民公開講座」を開催しています。テーマは「脳梗塞」、「脳出血」、「高血圧」、「心房細動」、「糖尿病」など脳卒中と関連深いものを選び、第一線で脳卒中診療に携わる医師や医療スタッフにそれらの病態や予防や治療を、分かりやすく講演していただくと共に、実際に脳卒中を体験された方をお招きし、発症前や発症時の様子、治療やリハビリに関する体験を医師からのインタビューの形で情報提供しています。

脳卒中医療は大きく変化しています。詰まった血管内の血栓を溶かす血栓溶解療法に加えて、その血栓を血管カテーテル法で取り除く血管内治療が急速に進歩し、脳梗塞患者さんの転帰を劇的に改善させています。しかし、これらの治療の益を受けるためには、発症後早期の脳卒中専門病院への搬送が重要です。その観点で患者さんの啓発、救急隊との十分な連絡、病院間の連絡など、行政と協調した脳卒中医療の確立が求められており、福岡県支部のその活動に寄与しています。

2012年には福岡県支部と福岡市消防局が合同で脳卒中医療を啓発する「脳卒中ZERO-ACT-FAST福岡版」を作成し配布しました。2017年には福岡県看護協会と共に「脳卒中を予防するために10か条と大切な話し(第5版)」を作り頒布しています。脳卒中FAX相談も随時受付け、回答しています。今後も福岡県民の皆様のご意見を伺いながら、脳卒中の啓発活動に邁進していく所存です。皆様方のご支援をよろしくお願い申し上げます。

支部長 岡田 靖、副支部長 矢坂 正弘、森岡 基浩

●●●●●●●●●●脳卒中なんでも相談●●●●●●●●●●

脳卒中を専門とする医師が、脳卒中の予防、治療に関するご相談にあたります。
お気軽にご相談ください。

FAX:092-843-9770
※電話での相談は受付しておりません。

回答には1週間程度かかります。
(年末年始、連休などで回答が遅れる場合はございます。)

★各支部で「脳卒中なんでも相談」を行っております★

★★★★★【脳卒中予防と認知症予防セミナー】★★★★★

脳卒中急性期救急医療、頭痛、てんかん、認知症など幅広い分野で活躍している医師が講演致します。

・日時:2018年11月18日(日)10:00~12:00

・場所:ふくふくプラザ4階 402号室
    (福岡市中央区荒戸3丁目3番39号)

・講演:桑城 貴弘医師(九州医療センター 脳血管・神経内科科長)

事前申込等は不要です。
ぜひご参加ください。
 

★★★★★【市民公開講座 ストップ!脳卒中!】★★★★★

毎年、5月最後の日曜日に市民公開講座を開催してます。

2019年は5月26日(日)に開催予定です。
場所:エルガーラ7F 中ホール
    (福岡市中央区天神1-4-2)

● 急性期医療
t‐PA静注療法の効果を上げるためには、一刻も早く適切な病院に患者さんを搬送する仕組みが必要です。呂律が回らない、左右どちらかの口元や腕の動きが悪いなどの症状が、急に一つでも出現したら、脳梗塞の発症を疑います。一刻も早く救急車(119番)を呼び、脳卒中専門の病院へ患者さんを搬送することが大切です。福岡地区、筑豊地区、筑後地区でt-PA静注療法を行っている病院を知りたいときは、福岡医療情報ネット(下記URL)をご参照下さい。
急性期の血管内治療については、t‐PA静注療法の病院でご相談下さい。まずはt-PA静注療法を開始し、必要に応じて血管内治療を行う施設へ搬送する連携が福岡県内で整えられつつあります。

http://www.fmc.fukuoka.med.or.jp/qq/qq40gnmenult.asp
トップページの左下「自宅登録」の「いろいろな条件で医療機関を探す」をクリック、下の「成人病(生活習慣病)」から「脳卒中」を選択。「救急医療の機能を持つ医療機関」から右2列の条件から、左列の上から8番目の「脳梗塞のt-PAを用いた頸静脈的血栓溶解療法」をクリックして「検索選択」から探すことができます。

● 急性期と回復期、維持期の治療やリハビリテーション
 脳卒中は発症後早期からの外科治療や内科治療と並行してリハビリテーションが開始されます(急性期リハビリテーション)。次いで急性期治療が一段落した、リハビリテーションの効果が現れ易い時期にリハビリテーションが積極的に行われます(回復期リハビリテーション)。それぞれの治療に特化した病院間で脳卒中連携パス(患者さんの治療方針をスタッフ間で共有する治療予定表)を利用してスムーズな連携が行われます。病院を退院した後は、脳卒中連携パスに記された情報を元に、慢性期の再発予防の治療と共に、必要に応じて回復した機能を維持するためのリハビリテーションが行われます(維持期リハビリテーション)。慢性期の患者さんは必要に応じて、かかりつけ医と脳卒中専門病院(急性期治療の病院)間が連携して、病態の定期的な評価が行われ最適な治療方針が検討されます。

★★★脳卒中ZERO-ACT-FAST福岡版★★★

日本脳卒中協会福岡県支部は福岡市消防局と一緒に「脳卒中ゼロをめざして storke zero 急がないかん、脳卒中なら救急たい!」を作成しました。