香川県支部は、香川大学医学部脳神経外科内に事務局を設けています。脳卒中の予防と脳卒中を疑った時には早期受診、早期治療を開始することが有効であることを香川県民や医療従事者に啓蒙するよう活動しています。実際の事業としては、年に1度の脳卒中市民公開講座を行っています。毎年同じ地域でなく、年度ごとに異なった地域で開催し県内で隈なく受講していただけいるように行っています。また、脳卒中への相談FAXを設けており、常時受け付けしおります。これまでに香川県内だけでなく、他県からも相談をいただいております。
今後も良質かつ最新の情報提供ができるように心掛けていきたいと考えております。
支部長 川西 正彦 香川大学医学部 脳神経外科 病院准教授 副支部長 三宅 啓介 香川大学医学部 脳神経外科 教授
《2022年度事業計画》
相談事業
・実施方法:FAX 087-891-2415
・開催日時:365日24時間受付(回答後日)
啓発事業
(1) 市民啓発事業
・市民講座「第17回香川脳卒中市民公開講座」
開催日時:2022年10月頃(未定)
会場: 未定
(2) 開業医教育研修事業 予定なし
(3) 研修医教育研修事業 予定なし
(4) 救急隊教育研修事業 予定なし
脳卒中あんしんノート作成配布
「一般の方への脳卒中の本」作成配布
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第16回香川脳卒中市民公開講座
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脳卒中・循環器病対策基本法が施行され、脳卒中は最近最も注目されている疾患の一つです。
脳卒中の予防と最新の治療や脳卒中になってしまった時のリハビリなど、様々なことについて広く皆さんに学習していただきたいと思います。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりましたが、本年はWebにて世界脳卒中デー(10月29日)に合わせて無料公開いたします。
お時間のある際にはご覧いただければと思います。
Web公開日時
2021年10月29日(金)
http://www.kms.ac.jp/~neuron/
※上記の香川大学脳神経外科内の脳卒中市民講座をクリックしてください。
登録など不要です。
講演内容は、脳卒中の予防、食事、最新の治療、リハビリ、社会支援などです。
お問い合わせ先:
公益社団法人日本脳卒中協会香川県支部
電話 087-891-2415
木田郡三木町池戸1750-1
香川大学医学部脳神経外科教室内
香川県は、脳卒中による死亡率が全国的にも非常に低い県です。しかし、死亡率が低くても脳卒中にならないわけではありません。予防が最も大切ですが、脳卒中が疑われる場合には早期診断・早期治療が重要です。
● 脳卒中にならないために
脳卒中協会香川県支部では、毎年一度脳卒中市民公開講座を行っています。病気のことや脳卒中を予防する食事や運動、脳卒中の最新治療、その後のリハビリやお薬のことなどについて地域の医師・リハビリ療法士・薬剤師や栄養管理士などの演者に依頼して講演会を行っています。参加無料ですので是非ご聴講ください。
(2021年は、新型コロナ感染症拡大防止のためWEBにて開催)
● 脳卒中にかかったかもしれない時は
脳卒中(特に脳梗塞)は、早期診断・治療が重要です。発症から4時間半以内であれば血栓溶解薬(t-PA静注療法)で閉塞した血管を再開通できることがあります。また、4時間半を越えてしまってもカテーテル治療で閉塞血管を開通する治療が功を奏すこともあります。いずれの治療法もどの病院でも可能なわけではありませんので、事前からどの施設でその治療が可能かを確認しておくことも必要でしょう。先進医療が行えていない病院でも、診断が確定すれば高度医療の可能な連携病院へ搬送して治療が行われる場合もあります。
● シームレス(敷居のない)医療連携
香川県では、高松・東讃地域と西讃地域において、脳卒中の患者さまが安心して治療からリハビリ、その後の維持療法を行っていただけるように共通した形式で施設間の情報共有を行っています。また、「脳卒中あんしんノート」を配布して自己の治療経過やお薬や血液検査の結果などを記載して携帯していだけるようにしています。