更新日:2022年4月4日

三重県支部は日本脳卒中協会支部の一つとして開設されており、事務局を三重大学大学院医学系研究科神経病態内科学内に設けています。
三重県支部では脳卒中に関する正しい知識を一般の方々に普及し、地域連携や急性期の早期受診をはかるため市民への啓発事業に努めております。市民公開講座を通じた啓発活動、三重県下の脳卒中診療ネットワークの連絡調整やFAXでの脳卒中に関する相談受付なども行っています。

支部長  鈴木 秀謙 三重大学大学院 脳神経外科 教授
副支部長 冨本 秀和 三重大学大学院 脳神経内科 教授
副支部長 金丸 憲司 医療法人敬人会 金丸脳脊椎外科クリニック 院長

相談窓口: FAX 059-231-5155

《2022年度事業計画》
相談事業
・ 実施方法:FAX 059-231-5515
・ 開催日時:365日24時間(回答後日)

啓発事業
(1) 市民啓発事業
・市民講座:亀山、津、伊勢、鈴鹿にて開催予定
テーマ:脳卒中

(2) 開業医教育研修事業
・ストップ!NO卒中全国一斉エリア会議

(3) 研修医教育研修事業 予定なし

(4) 救急隊教育研修事業 予定なし

その他の事業 未定

(準備中)

● 病院前救護・急性期医療
 三重県は北勢・中勢・南勢・東紀州の4つの2次医療圏に分けられ、南北に広い地区における脳卒中診療を網羅するために、救急隊と協力し体制づくりをしております。通常の救急搬送に加え、日中はドクターヘリによる超急性期脳卒中患者の広域搬送も行っています。県内共通の脳卒中プロトコールにより各地域で適切な病院に搬送できる体制を整えており、脳卒中病院前救護(PSLS: Prehospital Stroke Life Support)による救急隊への教育にも積極的に取り組んでいます。通報を受け、診察した救急隊から各地域の適切な病院への搬送がなされております。

● 三重県の脳卒中地域連携事情
 三重県の脳卒中医療の発展のため、2007年から「三重脳卒中医療連携研究会」が結成されました。2016年度から「三重脳卒中医療連携カンファランス」へ名称を変更し脳卒中急性期治療から維持期への、スムーズな移行が可能となるよう県内の脳卒中医療連携の統一化に取り組んでいます。県下全域で実際に運用している脳卒中地域連携パスを本研究会のホームページからダウンロードできます。

http://rehab.o.oo7.jp/miecva/aqua_green/overview.html
http://rehab.o.oo7.jp/miecva/pdf/mie_sheet200806.pdf

● 患者さんに対する脳卒中啓蒙
 適切かつ迅速な脳卒中診療を患者さんに提供するために、患者さんやご家族の方へ脳卒中診療の地域連携体制を積極的に情報提供する事が大切です。三重県では三重脳卒中医療連携カンファランスと協力し、啓蒙活動の一環として患者向けのパンフレットを作成しています。こちらも本研究会のホームページからダウンロードできます。

http://rehab.o.oo7.jp/miecva/pdf/for_stroke_patients.pdf

(準備中)