更新日:2018年7月2日

岩手県支部は、岩手医科大学神経内科・老年科に事務局を置き2009年に活動を開始しました。支部長は神経内科・老年科 教授 寺山靖夫、副支部長は脳神経外科教授小笠原邦昭です。

岩手県は2010年の脳卒中年齢調整死亡率の都道府県順位で、残念ながら男女ともワースト1となりました。次の2015年調査時には男性が3位と後退したものの女性は相変わらず1位であり依然として脳卒中死亡率の高い地域です。

岩手県民の生活習慣を、厚生労働省による国民健康・栄養調査にもとづいて平成24年と28年とで比較すると、食塩摂取量は平成24年には男性が12.9g/日、女性が11.1g/日と男女とも全国1位でした。しかし平成28年には男性10.7g/日と全国21位、女性9.3g/日と全国18位と男女ともほぼ全国平均まで低下しています。喫煙率は平成24年には39.0%と全国5位でしたが、平成28年には30.9%と全国18位まで低下しています。このように短期間で生活習慣が改善していることは、かかりつけ医、医師会や自治体の啓発と努力によるところが大きいと考えます。岩手県支部としても市民講座、医療者向け講演会などを通して県民の生活習慣の改善の一端を担っており、生活習慣の改善がやがて脳卒中発症の低下に結び付くと期待しています。しかしBMIの高値と一日の歩数の少なさは平成24年と28年では依然として大きな差はありません。岩手県は広大な面積を持ち、人口密度が低いため徒歩での移動が困難であるという環境要因が大きな理由と考えられ、肥満と運動習慣についての啓発が今後の課題であると考えています。

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