京都府支部について
日本脳卒中協会京都府支部は、2004年2月に開設されました。京都府内の医療機関と連携しながら、脳卒中の予防啓発や市民への情報発信、医療従事者への研修などを通じて、脳卒中のない社会を目指して活動しています。
毎年開催している「脳卒中市民公開講座」は、日本脳卒中協会京都府支部を中心に、京都第二赤十字病院と京都医療センターが交互に共催を担当しています。医師だけでなく、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリテーション専門職など、多職種がそれぞれの専門的な立場から講演を行い、脳卒中の予防や治療、再発予防についてわかりやすくお伝えしています。
また、医療従事者を対象とした研修会なども開催し、地域医療の発展にも取り組んでいます。
京都府支部の重点活動
京都府支部では、脳卒中予防のため、次の3つを重点課題として取り組んでいます。
- 一過性脳虚血発作(TIA)の早期受診・早期治療の啓発
- 脳卒中の初発・再発予防に向けたリスク管理
- 心房細動による脳梗塞の予防
京都市伏見区では、伏見医師会の協力のもと「伏見AFレジストリー」が進められており、心房細動診療に関する地域ぐるみの取り組みが行われています。
永金 義成 京都第二赤十字病院 副院長・脳神経内科部長
福田 俊一 国立病院機構京都医療センター 脳神経外科 特任手術顧問
井上 靖夫 国立病院機構舞鶴医療センター 統括診療部長・脳神経センター部長
脳卒中サロン in 京都(ピアサポート交流会)開催のお知らせ
脳卒中後の高次脳機能障害など、「見えない障害」による生活のしづらさや、復職・再就職に関する悩みをお持ちではありませんか。
本サロンは、同じ経験を持つ方同士が対等な立場で支え合い、情報や思いを共有する「ピアサポート」の場として開催します。今回は「就労」をテーマに、それぞれの悩みや工夫を気兼ねなく語り合える交流会です。
当日は、医師・作業療法士・言語聴覚士・看護師・医療ソーシャルワーカー等の多職種スタッフも参加し、安心してご参加いただける環境を整えております。
■日時
2026年5月16日(土)14:00~17:00
■会場
京都大学 医薬系総合研究棟 会議室
■参加費
無料
■対象
・日常生活が自立し、自宅に退院された脳卒中患者さん
・発症前に就労されていた方およびそのご家族等(約40名)
※詳細なプログラム内容や申込方法については、後日改めてご案内いたします。
■お問い合わせ
ssc_send@kuhp.kyoto-u.ac.jp
同じ経験を持つ仲間とつながり、安心して語り合える場として、ぜひご参加ください。
京都府の二次医療圏は、丹後・中丹・南丹・京都市・乙訓・山城北・山城南の七医療圏に分類されますが、脳卒中医療はそれぞれの医療圏内で、急性期・回復期・維持期医療を担う医療機関が指定されています。
(京都府ホームページ:京都府の医療施策についてhttp://www.pref.kyoto.jp/iryo/documents/300123nousottyu.pdf 参照)
脳卒中(脳血管疾患)の府内での完結率は90%を超えています。圏域ごとにみると、南丹から京都市に49.9%が、山城北から京都市に23.6%が、山城南から山城北に22.7%、府外に37.8%が、それぞれ流出しています。特に、脳卒中急性期病院の分布にはばらつきが認められ、京都・乙訓医療圏に比して、丹後・中丹・山城南では、急性期病院数が比較的限られています。