更新日:2026年4月20日

日本脳卒中協会京都府支部は、平成16年2月に京都医療センターに開設し、以後、京都第二赤十字病院、舞鶴医療センターのご協力を得ながら、市民公開講座、医師向けの研修会等の事業を行っています。
脳卒中市民公開講座は、日本脳卒中協会京都府支部を中心に、1年ごとに京都第二赤十字病院、京都医療センターが交互に共催担当し、毎年年末頃に開催しています。脳卒中の予防や治療について、医師のみならず、看護師、薬剤師、栄養士、リハビリなどの幅広い分野から、それぞれの立場でお話ししていただき、聴衆の皆様は、日頃の心構えやいざ脳卒中発生かもしれない時に準備の大切さを実感できると好評を得ています。

現在、京都府支部は、脳卒中予防のために、下記の3点を重点課題としてとらえています。
1)一過性脳虚血発作(TIA)の対策;
2)脳卒中の初発・再発予防のためリスク管理;
3)心房細動による脳梗塞予防;
中でも、3)心房細動による脳梗塞予防については、ユニークな取り組みとして日本脳卒中協会 / バイエル薬品共同事業の「心房細動による脳卒中を予防するプロジェクト; TASK-AF」に参加しています。これは、かかりつけ医、専門医、薬剤師が情報共有・連携して治療・患者教育にあたることで、心房細動患者さんに適切な抗凝固療法を行っていくことを目的としています。京都医療センターのある伏見では、世界的にも注目を集めている 『伏見AFレジストリー』が、伏見医師会の全面的な協力のもと推進されていることもあり、心原性脳塞栓症の予防を最も効果的に推進できる地域と考えています。

支部長  永金 義成 京都第二赤十字病院 副院長、脳神経内科部長
副支部長 福田 俊一 国立病院機構京都医療センター 脳神経センター長、脳神経外科 診療科長
副支部長 井上 靖夫 国立病院機構舞鶴医療センター 統括診療部長、脳神経センター部長
(準備中)

脳卒中サロン in 京都(ピアサポート交流会)開催のお知らせ

脳卒中後の高次脳機能障害など、「見えない障害」による生活のしづらさや、復職・再就職に関する悩みをお持ちではありませんか。

本サロンは、同じ経験を持つ方同士が対等な立場で支え合い、情報や思いを共有する「ピアサポート」の場として開催します。今回は「就労」をテーマに、それぞれの悩みや工夫を気兼ねなく語り合える交流会です。

当日は、医師・作業療法士・言語聴覚士・看護師・医療ソーシャルワーカー等の多職種スタッフも参加し、安心してご参加いただける環境を整えております。

■日時
2026年5月16日(土)14:00~17:00

■会場
京都大学 医薬系総合研究棟 会議室

■参加費
無料

■対象
・日常生活が自立し、自宅に退院された脳卒中患者さん
・発症前に就労されていた方およびそのご家族等(約40名)

※詳細なプログラム内容や申込方法については、後日改めてご案内いたします。

■お問い合わせ
ssc_send@kuhp.kyoto-u.ac.jp

同じ経験を持つ仲間とつながり、安心して語り合える場として、ぜひご参加ください。

京都府の二次医療圏は、丹後・中丹・南丹・京都市・乙訓・山城北・山城南の七医療圏に分類されますが、脳卒中医療はそれぞれの医療圏内で、急性期・回復期・維持期医療を担う医療機関が指定されています。
(京都府ホームページ:京都府の医療施策についてhttp://www.pref.kyoto.jp/iryo/documents/300123nousottyu.pdf 参照)
脳卒中(脳血管疾患)の府内での完結率は90%を超えています。圏域ごとにみると、南丹から京都市に49.9%が、山城北から京都市に23.6%が、山城南から山城北に22.7%、府外に37.8%が、それぞれ流出しています。特に、脳卒中急性期病院の分布にはばらつきが認められ、京都・乙訓医療圏に比して、丹後・中丹・山城南では、急性期病院数が比較的限られています。

(準備中)