脳卒中体験記「神様からのご褒美」

日本脳卒中協会では、ご自身またはご家族が脳卒中になられた体験を持つ方の体験記「脳卒中後の私の人生」を募集し、毎年発行しています。

平成24年度の優秀賞には、福間清子さんの「神様からのご褒美」が選ばれました。

入選作品集をご希望の方は、お問い合わせください。

神様からのご褒美(福間清子さん 作)

 秋晴れの下、主人と二人コンバインを使い稲刈り真っ最中の昼ごはん時に、突然脳内出血で倒れ危篤状態が続きました。平成10年9月13日、私が48歳の時でした。
 気が付くと左手・左足は全く動かず私の身体全体の自由が全て奪われ、話すこともできず何がおこったのか分かりませんでした。
 障害者となったことを自覚したのはリハビリ病院へ転院してからのことです。
 一時、精神的にも深く落ち込みましたが、障害は残りましたが命あることに生きていることに、主人はじめ家族みんなで喜び深く感謝しました。
 これからの人生をどのように生きて行こうかと毎日考え、まずはリハビリに専念し自分の足で歩けることを第一目標としました。
 リハビリを毎日頑張っても自由を失った体は他人の身体のようであり、時間は掛かりましたが一歩が踏み出せたのは発病後1年目でした。
 「この一歩」は、これからの人生に大きな希望を与えてくれたのです。

続きを読む…

作品画面の右下にある矢印(赤丸部分)をクリックすると、画面が拡大され、読みやすいです。
プラス(+)、マイナス(−)で微調整してください。